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アメリカの医療保険問題
2009-07-26 Sun 10:49
日本の誇る制度 "国民皆保険制度" 医療費増大を受けて多くの問題が浮き彫りになってきた制度で

はあります.

よく,問題点として挙げられるのが

・「健康への意識によって」ではなく「収入の量」によって保険料が左右されるという点

・医療費の増大により保険料のみでは医療費がまかなえないという現状(約3割が税金で支払われている)

・最近では,"医療崩壊の危機"が挙げられています.(根本的には制度と医療予算の問題である)




しかしながら現在のアメリカの現状

・無保険者が4600万人いる

・病院に請求される医療費は莫大である

・病院へいってもまず診療ではなく,まず保険の確認であること


などを挙げますと,やはり世界に誇れる制度であるのは間違いないと思います.



さて,アメリカの医療制度改革ですが,今後どうなっていくのか気になります.

現在アメリカでは,"高齢者"を対象とする『メディケイド』と,"低所得者"を対象とする『メディケア』

が存在します.つまり,"低所得者"には入らない収入の乏しい人,働き盛りの人やその子供には

制度としての医療保険は存在しないというのがアメリカの医療制度です.ですから,お金に余裕の

ある人は民間保険に加入しているわけです.

こういった背景の違いが存在することで,「皆が安心して医療を受けることができる」とのオバマ大

統領の改革も難航しているのが一点あります.(現実的には費用の問題が一番大きいと思います)





オバマ米大統領、医療保険改革の国民からの支持獲得に苦戦

 [ワシントン 23日 ロイター] オバマ大統領は、無保険者の解消を目指す医療保険改革を最優先課題と位置づけているが、巨額の費用がかかることなどがネックとなり、国民からの支持を得ることに苦戦している。

 政府はこれまで、7870億ドルの景気刺激策や、銀行・自動車業界への多額の支援を実現させてきた。ただオバマ大統領は23日、医療保険改革法案について、8月の議会休会入り前の可決は難しいと認めた。

 医療保険改革は、オバマ氏の大統領選の目玉だった。それがクリントン元大統領のように失敗すれば、求心力の低下にもつながりかねない。


 オバマ大統領は22日夜の記者会見で、医療保険改革への抵抗感が強い原因として、景気対策につぎ込まれている資金について国民は「当然のことながら、不安に感じている」と分析。「数兆ドルがここそこに使われている。リセッション(景気後退)のなか国民は消費を減らしているのに、政府だけが支出を増やしている、との不満がある」と述べた。

 世論調査会社ゾグビーのジョン・ゾグビー氏は、国民は「犠牲疲れ」を起こしていると指摘。国民の間では、税金が景気対策に使われているが、その効果が感じられない、との不満が広がっている、としている。

 同氏は「大統領が改革を追求するのは正しいが、ほかの案件も多いなかで、改革を国民に納得させるのは、非常に厳しいだろう」と述べた。

 オバマ大統領は、改革により最終的には財政赤字が縮小し、多くの国民にとっても医療保険が改善する、と訴えている。最大の焦点は、10年間で1兆ドル程度かかるとみられている医療保険改革の財源問題だ。

 

 <費用は誰が負担するのか>

 

 オバマ大統領は22日に初めて、富裕層への増税に言及した。しかし、改革のコストは、増税や経費削減を上回る、との懸念が出ている。

 共和党は、医療保険改革について、財政赤字拡大につながると批判。

 上院のマコネル共和党院内総務(ケンタッキー州選出)は「民主党案では国民の負担が大幅に増し、状況はますます悪くなる」としている。

 改革について国民は、国民全員が費用を負担して現在無保険の4600万人に保険を提供するものだと考えている、とアナリストは指摘する。バージニア大学の政治科学教授、ラリー・サバト氏は「根本的な問題は、大半の国民が、現在の自分の医療保険に満足していることだ。今の保険に満足ならば、どうして現状を変える必要があろうか」と述べた。

 サバト氏は、大統領は改革の縮小を迫られる可能性があると述べた。

 クリントン大統領(当時)以来17年にわたり、民主党は医療保険改革を訴える根拠として、無保険者に保険を提供することを主張してきた。

 しかし世論調査では国民の多くが改革に懐疑的という結果が出るなか、オバマ大統領は最近では論調を変え、医療保険改革が国民1人1人にどのような恩恵を及ぼすか、という点を強調するようになっている。

 大統領はオハイオ州での演説で「あなたが既に医療保険に入っているならば、われわれが提案している改革で、あなたは一段の安心を得ることになる。医療保険に関するあなたの決定に政府が介入することはない。現在の保険に満足なら、それを維持することもできる」と述べた。

 シンクタンク「サード・ウェイ」の経済プログラムディレクター、アン・キム氏は、オバマ大統領の論調の変化が持つ意味は大きい、と指摘する。既往病があっても保険加入を拒否されることがない点など、医療保険改革の利点を国民に納得させることができる、との見方を示した。

 同氏は「国民の多くは医療保険改革について、無保険者に保険を提供するだけのこと、と考えている。実際はこれだけではない」と述べた。


掲載:ロイター http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK850939120090724
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